旅と散歩とコーヒー

散歩したり旅をしたりコーヒー飲んだり

「ニューヨークで考え中」を読んで感じた海外で生きる日本人の視点

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前回に引き続き、読んだ本紹介。

今回はエッセイ漫画。

 

 

丸の内にある丸善をぶらぶらしていたら、偶然見つけた本。

 

これは1巻だから、とりあえずお試しで買ってみた。

読んでみたら好きなタイプの絵&内容も雰囲気もすき!ということで、残りの2~4巻をアマゾンでまとめて購入。

 

全体的にどこか懐かしいような雰囲気が漂っていたから、「結構前の本??」と思ったけれど、1巻は2008年くらいからの話だし、3巻ではコロナ禍に突入しているくらいそれほど昔のことではない内容。

(個人的には、スマホがあると最近というイメージがある)

「こんな人生歩んでみたいな」と思わせてくれるエッセイ漫画です。

 

大人になってからの海外経験も悪くない

 

若いうちに海外に行ってみたほうがいいとはよく聞くけれど、学生ではない、ちゃんと社会人になってから海外にいくのもいいよなあと思えた。

 

私は新卒で入社した会社を半年程度でやめて海外にいっていて、その選択に後悔はしてないし、あのタイミングで行ってなければ私は変わってなかったと思う。

でも、もう少し日本で経験を積んでから海外にいってもよかったのかなと思うときはある。

そうしたら、同じ経験をしても、もう少し違った視点で見えていて、行動も変わってたと思う。

(あのときの自分でなければ見えていなかったもの、できなかったこともあったと思うけど)

 

毎日違う味はいいこと?

 

4巻のプロローグで、「この店のドーナツ、火曜日が1番おいしい!(他の日は普通)」という話があったんだけど、アメリカではあるあるな気がする。 

「他の日が普通」なら全然良い方で、「なんか今日おいしくない」があることも珍しくない。

 

日本だと、どの日に食べても同じクオリティが求められがちだけど、アメリカでは”今日は特別だからおいしい”という文化的な違いがある。

 

これをおもしろいと感じるか?ちゃんとマニュアル通りにやれ!と感じるか?何も感じないか?

 

それが異文化理解の面白さでもあり、逆に日本のきめ細やかなサービスの価値を再確認させられる瞬間でもある。

 

 

この本を読んでから、カナダのバンクーバーに拠点を移しているオアシズの光浦さんの本も読んでみたくなったから、読んでみよう。

 

結局、こういう海外にいった(いる)日本人の本ばかり読んでしまう。

共感できることが多いから、自然と選んでしまうのかも。